介護問題ついて

 超高齢化を迎えている日本では、介護問題が浮き彫りになっています。毎日の生活の中で、介護をすることがいかに大きな負担となるか、私たちは目を背けることが出来ない状況にあります。暖かな態度で介護する心を養うには何が必要か、もう一度、私たちは立ち止まって考えなければならないのかもしれません。

 現代では、極端な個人主義がまかり通るような状況があります。権利の主張に明け暮れるような世の中では、本当の意味で幸せで安心した生活はなかなか実現しにくいものです。
 そんな世の中でも、私たちはお互いの協力や助け合いということを忘れず、弱い者に対する思いやりを持って生きていきたいと願っているはずです。

 介護問題も、私たちが謙虚に与えられた課題として受け止め、真摯に向き合っていく中で、新しい希望が見えてくるでしょう。日々勉強と考え、急がず慌てず共に生きていくという姿勢があれば、何事も自然と乗り越えていくことが出来ます。