今年も、心道学園の中庭には燕の番が1組やって来て、例年通りに子育てを始めました。

世間ではCOVID-19の第4波がようやく減少傾向に入り、ワクチン接種も始まって何かと騒めきが続いていますが、燕には、そんな人間社会の騒乱は関心事ではないのでしょう。

毎年戻ってくる燕を観察していますと、果たして同じ燕が戻ってきているのかという疑問が浮かんできます。ある調査によりますと、オスかメスのどちらかが同じ巣に返ってくる割合は、約15％程度だったそうです。毎年同じ番がやって来て子育てをしているかのように思ってしまい勝ちですが、それはあまり現実的なことではないことのようです。