心道学園4つのポリシー
【家庭内暴力】心の叫びに傾聴する
衝動や心の葛藤を言葉で表現できず、行動で表現してしまうこと。これを行動化(アクティング・アウト)と言いますが、アクティング・アウトは心に抱えた問題を外に表現したSOS信号であり、非行はSOSを訴える激しい心の叫びです。そのため、心道学園では心の声に傾聴することを非常に重要視しています。
また、誘惑の多い現代社会では、一人で非行から立ち直るのは非常に困難です。今の環境から少し距離を置いて、自分を見つめなおしたり、本来やりたかったことを私たちと一緒に探すことで、心のケアを行います。
【引きこもり】焦らない
人は安心感に包まれれば、早くに行動を起こします。ですから、引きこもり状態から脱出するには、本人に安心感を与えることが一番大切です。
多くの場合、引きこもりから立ち直るには長い時間を要します。それでも、決して焦らないことです。焦りからは緊張感しか生まれず、安心感は生まれません。
心道学園では早期回復を目指すからこそ、決して焦らず、生活のリズムと心身のコンディションを整えることに重点を置き、自立支援のお手伝いをしています。
【いろいろの障害】相手を敬う心を形成する
現代社会においては、家庭内暴力、引きこもり、非行など心に悩みを抱え、実社会に踏み出せずにいる人がたくさんおります。心道学園では、こうした方々に救いの手を差し伸べるべく、約半世紀に及ぶ実績を基に、個性を尊重し寄り添った形で対応しています。
寝食を共にした生活の中で、様々な人との交流を通して相手を敬う心やお互いに助け合う気持ちを養い、日々穏やかに生活できるよう気を配っております。
【心の病】いっしょに前向きな態度で
心の病において大切なことは、心(脳)のエネルギーを回復させることです。そして、それにはいつでも前向きな態度を心がけながら、ゆっくり休息をとることが一番です。ですから、私たちスタッフも常に前向きな態度を心がけ、入園者のみなさんが安心して暮らせるような環境づくりを常に意識しています。